姉御系武道家女子との出会い(その八)
事を終えた俺は、いわゆるピロートークをしたほうがいいと思い、りんごちゃんに話しかけるのだが、反応が悪い。
しばらくして、衝撃の一言が飛び出すのであった。
りんご「あまり経験ない?」
俺 「あまりないかな(童貞だよ♪)」
次の瞬間!りんごちゃんはそそくさと服を着て、俺に早く帰るよう勧めたのだった笑
追い出されるようにして帰路についた俺は、愛車(ドイツ製)の咆哮で嗚咽を紛らわしつつ、無事に家についたことをラインで報告。
りんごちゃんは俺を長く引き止めたことを謝罪してくれたが、お互いに何か違和感は残ったのであった…。
その後、ラインで定期的に連絡は取り、電話もしばしばしたが、だんだんとりんごちゃんはそっけなくなりはじめる。
最終的に年末年始の帰省のタイミングで会えないかと俺から提案するが、用事があって会えないとの返答。
少しの時間もとれないのかと食い下がる俺に対し、未読スルーをかましてくるまでになったので、
このまま自然消滅な気がするけど本当に好きだから会いたいと伝えるが、
お気持ちありがとうございます、今までありがとうございましたとの返答。
これが2018年クリスマスの出来事、俺は無事振られたのであった…。
姉御系武道家女子編 〜終〜