純粋系ダイエット女子との出会い(その四)
ところで、読者の皆様は覚えているだろうか?
この日は非常に悪天候だということを、また、この俺、hodが天パーだということを!!
俺はいつも、ヘアアイロンで髪を伸ばしてから、セットしていくタイプなのだが、生憎の悪天候、髪が天パり始めていることに気づく笑
この時点ですごく帰りたい。
しかし、ウキウキの蹴鞠ちゃんを前にして、そんなこと言えるはずもなく…俺の愛車(ドイツ製)は、お城に向かって咆哮をあげるのであった…。
車内でも他愛もない会話が続くが、正直ほんとにつまらん、たぶんこの子頭悪いんやなとか思うのと同時に、一生懸命話そうとする姿に、すごくいい子なんだろうな〜とも感じた。
お城に到着すると、雨足は一層強くなる。
俺はもう、天パり具合だけが気になって、蹴鞠ちゃんのつまんない話はほとんど聞いていなかった笑
お城は山の上にあるとのことで、ロープウェイで登っていくことになる。
大雨の中、ほとんど客のいない中、天パり具合だけを考えながら、搭乗するのであった…。