姉御系武道家女子との出会い(その八)
事を終えた俺は、いわゆるピロートークをしたほうがいいと思い、りんごちゃんに話しかけるのだが、反応が悪い。
しばらくして、衝撃の一言が飛び出すのであった。
りんご「あまり経験ない?」
俺 「あまりないかな(童貞だよ♪)」
次の瞬間!りんごちゃんはそそくさと服を着て、俺に早く帰るよう勧めたのだった笑
追い出されるようにして帰路についた俺は、愛車(ドイツ製)の咆哮で嗚咽を紛らわしつつ、無事に家についたことをラインで報告。
りんごちゃんは俺を長く引き止めたことを謝罪してくれたが、お互いに何か違和感は残ったのであった…。
その後、ラインで定期的に連絡は取り、電話もしばしばしたが、だんだんとりんごちゃんはそっけなくなりはじめる。
最終的に年末年始の帰省のタイミングで会えないかと俺から提案するが、用事があって会えないとの返答。
少しの時間もとれないのかと食い下がる俺に対し、未読スルーをかましてくるまでになったので、
このまま自然消滅な気がするけど本当に好きだから会いたいと伝えるが、
お気持ちありがとうございます、今までありがとうございましたとの返答。
これが2018年クリスマスの出来事、俺は無事振られたのであった…。
姉御系武道家女子編 〜終〜
姉御系武道家女子との出会い(その七)
お別れが名残惜しい雰囲気となり、お互いに少し悲しい気持ちに浸っていたとき、りんごちゃんが、最後に少し添い寝してほしいと提案してきた。
童貞の俺は、困惑しつつも、添い寝くらいなら童貞バレはないだろうと承諾。
しばらく無言の抱擁をする。
ところが、りんごちゃんがキスをせがんできたため、これはまずいと思いつつも、拒否のほうが後に尾を引きそうだと思った俺は、その思いに応える。
しかし、キスなどしたことのない俺は、歯の当たりまくる下手くそなキスを展開しまうのだった…笑
りんごちゃんは、なんかちょっと変…と言いつつも、キスでこんなに感じたのははじめて!とお世辞も言ってくれたので、やる気になった俺は本番に突入する。
いろいろとよくわからなかったため、最終的に俺は果てたふりをして、早々に終わらせてしまうのだが、ここからりんごちゃんの態度が急変するのであった…。
姉御系武道家女子との出会い(その六)
四国という超遠方にやってきた俺は、りんごちゃんと落ち合い、愛車(ドイツ製)で観光地を回り始めるのだった…。
俺にぞっこんなりんごちゃんは食事のシェアなども躊躇なくしてくるので、童貞の俺はきょどりつつも楽しい時間を過ごす。
道中、手を繋ぎたそうにするりんごちゃんをスルーしたり、一緒に撮る写真が微妙な距離感だったりするという、童貞プレーをかましつつ…笑
あと夕食中、元カレの話をはじめるりんごちゃんに困惑した。(これって普通?)
夕食の後、温泉に入り、りんごちゃんの家に到着。
他愛もない雑談をしたあと、布団を敷いてくれたので横になる、りんごちゃんはまだ会って2回目なのにお泊りなんてすごく仲良くなったねと言ってきたが、童貞&すごく疲れていた俺は、そうだねと1言、すぐに就寝!
翌朝を迎えたのだった…。
早朝、めっちゃ早起きのりんごちゃんにおはようといいつつ、雑談をふるが、なんか機嫌が悪いようだ、後から女心を勉強した俺の考察では、昨晩体を求めらなかったことが不満だったのかもしれない…。
(でも、2回目だよ!?普通やるか?)
機嫌の悪いりんごちゃんを横目に、2日目は近場の観光地を昼頃までまわることとなった。
昼食後、車で帰宅中、もう帰らないといけないという話をしていると、もう少し休憩したほうがいい、ベッドを貸してあげるとのりんごちゃんからの提案。
実際疲れていた俺は帰宅後仮眠させてもらい、1時間ほどたってりんごちゃんに起こされる。
そして、いよいよお別れの時間となったタイミングで、思わぬ一言があるのだった…。
姉御系武道家女子との出会い(その五)
1回目のデートの後、1日過ごせてすごく楽しかった!ありがとうございます!といった旨のラインが来たので、次は有給とってりんごちゃんの住む遠方に遊びに行くよと返信。
正直、ここまでの印象はすごく良く、りんごちゃんも俺のことを好いてくれている様子であったので、俺はすぐさま有給を取得(暇なリーマン特有)、初デートから、3週間後にもう1度会う約束を取り付ける。
めっちゃウキウキのりんごちゃんと電話で旅行の行程を考えるという、幸せの時間を過ごしたのだった…。
日帰りの旅行のつもりだったが、遠くから来るし、一泊したほうがいいよとの提案を受け、旅館を予約しようとする俺に対し、りんごちゃんは少し呆れながら、自分の家に泊まっていくといいと提案してくる。
なんか軽い子だなと思いつつも、有り難くその提案を受け入れる。
そして、気合入りまくりの俺は、わざわざホテルに前泊して当日に臨むのであった…。
姉御系武道家女子との出会い(その四)
スイーツの店には電車で向かったのだが、徒歩での移動中、北新地に差し掛かる。
新地つながりで飛田新地の話題となったのだが、りんごちゃんの学生時代の友達で飛田新地に通っていた男子がいるとのこと!
童貞思考で申し訳ないが、そんなチャラい感じの男友達が周りにいるのか…と思ってしまう笑(これって非リア童貞特有?)
若干萎えつつも、電車移動中にボディタッチなどもあり、童貞は忘れて満足したのだった。
スイーツ後も、さらに意気投合した我々は、車でアウトレットに向かうことになる、俺の愛車(ドイツ製)に喜ぶりんごちゃん。
しかし、車内で違和感を感じる、やたらと車に詳しいのだ!!車に詳しい女の子がいるのか?男の影響なのでは?と思ってしまう笑(これって非リア童貞特有?)
よくよく聞いてみると、車に詳しい男友達がいて、この前も今住んでいるところまで遊びに来てくれたとのこと!
リア充死ね(死語)と思いつつも、アウトレットに到着したのだった…。
アウトレットを一通り見て回ったあと、そのまま夕食を一緒に食べ、もう遅くなったので、そのまま家まで送り届けることとなる。
帰りの車内ではボディタッチも増え、武道で鍛えているりんごちゃんから腕相撲で勝負しようとの提案を受けたが、冴えていた俺は別れ際に「また次に会うときにしようか。」とかっこよく次回のデートを匂わせるのだった…。(これって童貞らしくないプレー?)
姉御系武道家女子との出会い(その三)
面会前日になり、めんどくさくなってきた俺は、14時くらいに前言ってた良さそうなお店行く?と提案したのだが、近いので何時でも大丈夫です!!と少し怒った感じな返答があったので、12時集合で昼食を一緒に食べることになる。
当日、梅田近辺の地下鉄駅で待ち合わせをし、早く着いた俺は緊張しながら、待っていた。
そして、10分ほど経ちりんごちゃんがやってきた…。
第一印象は、可愛い!!写真で見るより可愛い!
後から考察したのだが、りんごちゃんはもともと写真好きな子で、自分が可愛く写る以外の角度でもばんばん写真撮ってたので、微妙なショットの印象が強すぎたのかなと思った。
昼食をご一緒し、今までラインで話した話題を再確認するような他愛もない会話をしたのだが、めっちゃ感じもいい!!!
意気投合したので、昼食後にスイーツを食べに行くこととなる。
ただ、ここから少しずつ違和感も感じ始めるようになるのだった…。
姉御系武道家女子との出会い(その二)
ラインに移行したあと、その子のライン投稿ではじめて顔を知る…が正直好みじゃない!
肌がきれいで鼻の形も良く、一重だが目もキレイで、上品な顔立ちなのだが、少し口が前に出てる感じ…。(ごめんなさい!)
また、めっちゃ遠くに住んでることも知る、帰省先をアプリの居住地にしていたとのこと!この時点で少し萎える。
ただ、話していてすごく楽しかったし、好き好きオーラを出してくるところに童貞はたまらず、しばらく会話を続けていた。
ライン移行後、1ヶ月くらいで、また近くに帰省するんだ!すごくいい店があるんだよね!的なお誘いを受けたが、アプリで知り合った人と会ったことのない俺はチキってスルーしてしまう。
なんか呆れている感じを受けたが、その後も粛々とやり取りを続けてくれて、10月になり再帰省するので会えませんかとのストレートなお誘いがあったため、戦地へ赴いたのであった…。